スポーツを通して、子どもの自立を育む。

この度は、この「運動あそびドットコム」のwebサイトに興味を持って頂き、誠にありがとうございます。運動あそびドットコム主宰の宮城哲郎と申します。

私たちは、2008年に総合型スポーツクラブサンビスカス沖縄を設立し、これまでに延べ20万人以上の子供達にスポーツをする環境を提供してきました。そして実際に沖縄県内の幼稚園や保育園へ出向き運動指導も行ってきました。

この運動あそびドットコムでは、これまで関わってきた多くの子供達との経験をもとに、子供達の運動環境を改善する為のヒントを多くの方にシェアする事を目的に作られたものです。

このサイトでお届けする方法を通じて、関わってきた多くの教育現場で、「運動嫌いが減った」、「園児の怪我の発生率が大きく減少した。」、「運動会で難しい競技にもチャレンジできるようになった」といった声を頂いています。

そして私たちは、たくさんの子ども達と関わってきた中で、ある一つの問題に気がつきました。

それは「幼児期に最も成長すると言われている運動神経(スキル)が、現代の子は発達しきれなていない」という事実です。

みなさんご存知の通り、今の時代は子どもの「遊びの多様化」により、外で身体を動かす習慣が全体的に少ない状況となっております。ゲームやテレビ、今ではスマートフォンを使って、アプリを楽しんでいる子供も多くいます。

公園では「ボール投げ禁止!」などといった制限も多く、昔と比べて本当に運動がしにくい状況に、今の子ども達はいるのです。

文科省の調査でも、データで顕著に表れており、私たちクラブとしてもなんとか対策が打てないか?ということを何年も議論を重ねてきました。

幼児期の運動というのは、様々な効果があります。もちろん、運動神経を向上させ、体力をつけることもありますが、実は運動が及ぼす最も大きな影響があるのは「脳」です。

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神経系の発達は「脳」である。

神経系の発達は「脳」である。と言われるように、運動と脳の関係は切っても切り離せないものです。運動をすることで、様々な刺激を脳に送り、その神経のひとつひとつが、脳をぐんぐんと活性させると言われているのです。

神経系の発達が著しい=脳の発達が著しいこの時期に、適切な運動ができないのでは、大人になってから何かしらの影響がでてきます。

そんな幼児~少年期の大事な時期に、どんなことをするべきなのか。私たちは、「子ども達の自立という観点から考えた運動環境を、普段の遊びの中で体験してもらいたい。」そう思い、園の先生方と二人三脚で日々活動をしているわけです。

競技やレベル、運動能力など関係なく、その子なりのやり方、その子なりの考えを尊重しながら成長する。それこそが、この年代における必要な環境であり、その環境こそが、現代の子どもの神経系を最大限に刺激し、『自立を育むために大切な要素』だと考えています。

ぜひ、このサイトを隅々までご覧ください。そして、あなたの近くの子供達にもこの方法を試してみてください。

子供達のかけがえのない時期に、最適な「運動環境」を与える事が私たちの使命だと感じ、今後も多くの現場で上手くいった事例をここでもお伝えしたいと思います。

 

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