ねらい
指定された部位でボールを止めることができるようになる
得られる効果
●頭やお腹で止める時に先に手をついてから止めるようにすることで、転んだ時にとっさに手がでて顔を守ることができるようになる
●自分の体とボールを操ることができるようになる
●周りの人やボールなど複数のことをみることで周辺視野が広がり、人や物とぶつかり そうになった時に対処しやすくなる
指導手順
① マーカーで四角(グリッド)をつくる
② 1人1つボールをもつ
③ 四角の中から出ないようにドリブルを行い、先生が笛を吹いたら足でボールを止める
④ 慣れてきたら、「頭」「おしり」「おなか」などでボールを止める方法を見せて覚えてもらう
⑤ 次は、先生が言ったところで止めるように指示する
⑥ 3と同じようにドリブルを行い、先生が「頭」と言い「頭」でストップする。
⑦ 同じように他の部位も行う
●応用バリエーション
・止める部位を決めるのを先生ではなく、代表者を決めてその子にさせる。
・「◯◯でストップ」と口で言わずに、先生が止めたら子供達も止めるようにする。
指導ポイント
❶ 足で止めることができずに一度手で止めてから足でストップする子がいる場合は、 「手でボールを触らない」ということを声かけする。
❷ 頭やお腹で止める時に、先に地面に手を置いて体を支えながらボールを止める。 手で支えずに頭やお腹から止めに言ってケガをする場合があるので気をつける。
❸ 「◯秒以内に止めよう!」「誰が一番早いかな?」と声かけすると、行動が早くなる。
❹ ドリブルの時に四角からでてしまう場合は、四角からでたらすぐ戻ることを伝える。
❺ ボールばかり見て他の人にぶつからないように、「ボールだけを見ないで周りを みよう」と声かけを行う。
❻ 頭やお腹などで止める時は一度足でボールを止めてから行うとやりやすくなる。